甲状腺について

甲状腺に腫れやしこりがあるかたは
お早めに当院までご相談ください
甲状腺ホルモンの異常により甲状腺が腫れる、しこりができるなどの疾患を生じることがあります。また、甲状腺の機能に異常が生じると、疲れやすい、だるい、動悸がする、顔や足がむくむ、体重の増減などの症状が見られます。当院では、超音波検査(エコー)や血液検査など、甲状腺疾患に対する検査に対応しておりますので、ご自身の体調が気になるかたは一度ご相談ください。
このような症状、お悩みは
ご相談ください
- 甲状腺が腫れている
- 疲れやすい
- 甲状腺にしこりがある
- 動悸がする
- 甲状腺のあたりに違和感がある
- 指が震える
- 体重が急に落ちた
- 暑がりになった
- 倦怠感がある
- 寒がりになった
- 肌が乾燥する
- むくみやすい
- 月経異常が起こる
- 月経が安定しない
- 喉に痛みがある
- 嚥下しにくい
当院の甲状腺治療について

エコー技師による超音波検査で
当日に結果説明
当院には、超音波(エコー)検査を専門とする技師が在籍しています。豊富な経験を活かし、精度高く超音波検査(エコー)を実施することができますのでご安心ください。なお当院では、甲状腺検査の結果を当日中にお伝えすることができます。体調が気になるかたは、ぜひ一度ご来院ください。

甲状腺機能の血液検査も
当日にお伝え
当院では、甲状腺機能に関する血液検査を行い、当日中に結果をお伝えすることが可能です。甲状腺は、新陳代謝やエネルギーの調整を担う重要な臓器であり、機能の低下や亢進により、倦怠感、体重の増減、動悸、発汗異常などさまざまな症状が現れることがあります。早めの検査・診断が、安心して生活を送るための第一歩となります。
【検査】
- 超音波検査(エコー)
- 当日結果説明可能な血液検査
【治療】
薬物療法
甲状腺疾患の治療は、主に薬物療法で進められます。甲状腺機能低下症の治療を目的としたレボチロキシンナトリウム、甲状腺機能亢進症に用いられるチアマゾールやプロピルチオウラシルなどが主な例です。薬の内服で甲状腺ホルモンの分泌を調整し、改善を試みます。
【甲状腺の主な病気】
バセドウ病
甲状腺機能亢進症の一種であるバセドウ病は、過剰に甲状腺ホルモンを生成してしまう疾患です。20~30代の女性に多く発症し、甲状腺が腫れることに加えて、疲れやすくなる、動悸がする、指がふるえる、暑がりになる、体重が減少するなどの症状が見られます。
橋本病
自己免疫疾患の一種であり、慢性甲状腺炎とも呼ばれる疾患です。橋本病に罹ると甲状腺ホルモンの量が正常時よりもバランスが悪くなり、倦怠感、寒気、肌の乾燥、むくみ、体重の増加、月経異常などが起こります。難病と言われており完治は難しいですが、経過観察のみで済む例も多い特徴があります。
亜急性甲状腺炎
甲状腺に炎症が生じて甲状腺ホルモンが血中に流れ出てしまい、甲状腺中毒症が起こる疾患です。甲状腺の腫れや痛み、倦怠感、発熱、動悸、手の震えなどが主な症状です。数ヵ月かけて徐々に症状が治まる特徴があり、抗炎症剤や副腎皮質ホルモン剤などを用いた薬物療法が行われます。
甲状腺腫瘍
甲状腺にできるしこりのようなものを指し、良性・悪性の両方が可能性としてあります。自覚症状がないことが多く、進行して痛みや嚥下のしにくさ、誤嚥、呼吸困難などの症状が出てから気づくことがあります。違和感や気になる症状などありましたら、お早めに当院までご相談ください。